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すべての、白いものたちの
¥935
韓国の作家、ハン・ガンさんが「白いもの」について書こうと決めて目録をつくり綴った本(文庫版)。 朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語。 おくるみ、うぶぎ、しお、ゆき、こおり、つき、こめ など。 <目次> 1 私 2 彼女 3 すべての、白いものたちの ・作家の、ことば ・「すべての、白いものたちの」への補足 斎藤真理子 ・解説 恢復と自己貸与」 平野啓一郎 ●ハン・ガン 著、斎藤真理子 訳 ●河出書房新社 発行
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みなとまちから
¥1,650
2人の絵本作家、nakabanさんと植田真さんがお互いの物語に絵を描いた絵本。 みなとまちにやってきた「ぼく」は、友人のことを想いながら手紙を書きます。 本作の「山の切手が貼ってある封筒」と次頁の「夢の中の絵」はnakabanさんが描いています。 ※この絵本の世界につながっている、もう1冊の絵本『とおいまちのこと』(植田真 作、nakaban 絵)があります。 ●nakaban 作、植田真 絵 (一部、nakaban)絵 ●佼成出版社 発行
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旅の彼方
¥1,760
冊子「murren」でもおなじみの文筆家・編集者、若菜晃子さんの旅の三部作、第三集。 「旅の空」からはじまり、旅先は英国、タイ、ロシア、南アフリカなど。 食や本について、また旅の周辺のことも多く綴られています。 旅の記憶や広がる思考を読者が追体験できる若菜さんね静謐な文章が魅力的です。 ●若菜晃子 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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途上の旅
¥1,760
冊子「murren」でもおなじみの編集者・文筆家、若菜晃子さんの『旅の断片』に続く旅の随筆集第2弾。 様々な国の旅の記憶や広がる思考を、読者が体感できるような濃やかで、静謐な文章で綴られています。 旅先はカナダやモロッコ、ネパール、チリなど。 <目次> 旅の朝 / 邂逅のクレタ島 / カナダ、ささやく湖 / 自然の姿 / モロッコの壺 / インドで石拾い / アタカマ砂漠の旅 / 生きものたちの地上 / ネパールの音 / ニューカレドニアの光 など87編を収録。 ●若菜晃子 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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旅の断片
¥1,760
冊子「murren」でもおなじみの編集者・文筆家、若菜晃子さんの旅の随筆集。 テーマは旅。 若菜さんがさまざまな国を訪ね歩き、自らが見て、感じた旅の記憶を綴っています。 個人の旅の記憶でありながら、細やかで静謐な文章で読者も体感したような感覚になる一冊。 旅の夜/メキシコ断簡/海の旅/人々の街/英国、裏庭の冒険/地中海の島キプロス など全64編を収録。 ●若菜晃子 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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街と山のあいだ
¥1,760
冊子「murren」でもおなじみの編集者・文筆家、若菜晃子さんの初の随筆集です。 山にまつわる記憶やエピソードを綴った59篇。 四季にわたる山行記やよく登る山、道具の話など細やかなエピソードが盛り込まれています。 若菜さんのスケッチや巻末に「出てくる山名一覧」なども掲載。 ●若菜晃子 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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とんぼの本 石井桃子のことば
¥1,760
編集者、翻訳家、作家として日本における子どもの本の礎を築いた石井桃子さん。 本づくりとともに生き、ことばのもつ力を信じていた石井桃子さん自身の遺した珠玉の「ことば」を著作や談話、身近な人々から集めた一冊、 <目次> 第一章 石井桃子の仕事 第ニ章 石井桃子の生涯 第三章 石井桃子と私 など ●中川李枝子、松居直、松岡享子、若菜晃子ほか著 ●新潮社 発行
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東京甘味食堂
¥748
若菜晃子さんがレトロなお店のやさしい味、人気の店から隠れた名店まで東京の「甘味食堂」六十軒をめぐった一冊(文庫版)。 若菜さんが呼んでいる「甘味食堂」は、あんみつやおしるこなどの甘いものと、おいなりやおうどんなどの軽食と、どちらも置いているお店のこと。 ●若菜晃子 著 ●講談社 発行
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岩波少年文庫のあゆみ1950-2020
¥1,100
戦後まもない1950年のクリスマスに誕生した岩波少年文庫。 この本は、過去の資料を駆使し、各時代に書かれた著名人の エッセイも多数織り交ぜながら、70年間の出版のあゆみを振り返る初めての保存版です。 愛読者の一人でもある若菜晃子さんの視点で、代表作や作家について、さらに画家や翻訳家の仕事にも光を当て、岩波少年文庫の全容を紹介。 <目次> ・第一章 岩波少年文庫のあゆみ ・第二章 物語の扉 ・第三章 挿絵の魅力 ・第四章 翻訳の妙味 ・第五章 昔も今も ・岩波少年文庫 関連年譜 ・岩波少年文庫 総目録 など ●若菜晃子 編著 ●岩波書店 発行
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ガラス
¥1,540
スウェーデン・ストックホルムを拠点に活動するガラス作家、山野アンダーソン陽子さん。 画家がリクエストした透明なガラス食器を作り、そのガラス食器を画家は静物画に描き、写真家が静物画とガラス食器を画家のアトリエで撮影したものを本に編むというプロジェクト「Glass Tableware in Still Life」を企画します。 構想から約5年。プロジェクトの紆余曲折について、山野さん自身の言葉で綴った日記的エッセイ。 <目次> ・ガラスのこと ・本のこと1 ・画家のこと ・二〇二二年夏 ヨーロッパ撮影 ・二〇二二年十二月 二度目のベルリン ・本のこと2 ・二〇二三年初夏 など サイズ:文庫版 ページ数:208ページ ●山野アンダーソン陽子 著 ●ブルーシープ 発行
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熊本かわりばんこ
¥1,980
熊本出身で熊本在住、猫と暮らしている、植物や動物、月が好き、本と映画も好きという共通点のあるエッセイスト・作家の吉本由美さんと、「橙書店」店主・田尻久子さんが交互に書いたエッセイ集。 帯(裏表紙)の文章は村上春樹さん。 <目次> はじめに 吉本由美 Ⅰ 庭と街 Ⅱ 小さな隣人たち Ⅲ 猫のいる部屋 おわりに 田尻久子 など ●吉本由美、田尻久子 著 ●NHK出版 発行
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歌わないキビタキ 山庭の自然誌
¥1,980
梨木香歩さんが山小屋暮らしや動植物との出会い、壮大な生命の連なりと営みについて綴ったエッセイ集。 <目次> 第一章 ニ〇二〇年六月ー九月 第ニ章 ニ〇二一年四月ー八月 第三章 ニ〇二一年九月ー十二月 第四章 ニ〇二二年一月ー四月 第五章 ニ〇二二年五月ー九月 第六章 ニ〇二二年十月ーニ〇二三年三月 など ●梨木香歩 著 ●毎日新聞出版 発行
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なにごともなく、晴天。
¥858
クラフト・エヴィング商會、吉田篤弘さんの物語。 "鉄道の高架下商店街〈晴天通り〉で働く美子の前にある日、コーヒーと銭湯を愛する探偵が現れる。その話を聞いた町の人たちは、それぞれの秘密を語りだす。" 巻末に「荒野のベーコン醤油ライスの作り方」を収録。 <目次> 食べる。 / 眠る。/ 住む。/ 働く。/ 休む。/ 見る。/ 考える。/ 想う。/ 聞く。/ 話す。/ 見抜く。/ など ●吉田篤弘 著 ●中央公論新社 発行
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季節の行事といまどきのしつらい手帖
¥1,760
日本の行事のしつらいや、季節の手仕事のワークショップを主催している「いとよし」さんの本。 ふだん何気なく接している日本の行事や暦の意味、由来を紹介。また型にこだわらず、気軽にしつらいをふだんの暮らしに取り入れ、楽しむためにおすすめの一冊です。 ●いとよし 著 ●エクスナレッジ 発行
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家庭料理の窓
¥1,980
食の道を探求してきた文筆家・木村衣有子さんが綴る"家庭料理のいまむかし“。 <目次> 私の好きなお米 出汁遍歴とごはん茶碗 しるものがたり 朝は味噌汁と決まっていたわけじゃない 電気じかけの炊飯器 一九八一年の白いお皿 など イラストは佐藤ジュンコさん。 ●木村衣有子 著 ●平凡社 発行
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柚木沙弥郎 おじいちゃんと私
¥3,520
2022年10月、100歳の誕生日を迎えた染色家・柚木沙弥郎さん。 孫の丸山祐子さんが祖父の記憶、活動、言葉を書きためた「samiroノート」を元に101の写真とエピソードを収録。 ●柚木沙弥郎、丸山祐子 著 ●ブルーシープ 発行
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かざらないひと 「私のものさし」で私らしくいきるヒント
¥2,420
「かざらない」たたずまいをもつ女性たちの人生の軌跡をまとめたフォト&インタビュー集。 その時々の「思い」に焦点を当てながら、何を大事にして生きてきたかを紐解いています。 <目次> ・フリーアナウンサー 赤江珠緒 ・家政婦&料理人 タサン志麻 ・産婦人科医 高尾美穂 ・フリーアナウンサー 堀井美香 ・「北欧、暮らしの道具店」店長 佐藤友子 ●月と文社 編者、発行
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ゆうぐれ
¥1,760
イラストレーター、平岡 瞳さんが夕暮れ時の風景を描いた絵本。 "みんな おうちへ かえりましょう”。 日が暮れかかった町を、ひとりの女の子が歩きます。 少しずつ太陽が沈み始め、刻々と変わっていく街の様子、帰り道を歩く人たち、花や虫、鳥の様子が描かれています。 ●平岡 瞳 著 ●小学館 発行
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冬の植物観察日記
¥2,090
植物観察家・鈴木 純さんが秋から冬、そして春を迎えるまでの6か月間(2022年10月から2023年3月まで)を書きとめた日記。 東京から山梨へ移住し、野山が近くなりましたが観察家としての日々は変わりません。 生活のなかで出会った身近な植物たちが紹介されています。 冬の植物観察は植物の内側を想像して楽しむ時間が増えるとのこと。答えを求めるのではなく、プロセスを楽しむことが醍醐味です。 ●鈴木純 著 ●雷鳥社 発行
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本の栞にぶら下がる
¥1,980
数々の韓国文学の翻訳を手がける斎藤真理子さんが綴った読書エッセイ25篇を収録。 文学に刻まれた朝鮮と日本の歴史をたどり、埋もれた詩人や作家に光を当て、人間が疫病や戦争に向き合ってきた経験をひもとくなど、韓国文学に止まらない古今の本を取り上げています。 <目次> ・黄色い本のあった場所 「チポー家」と私たち1 ・黄色い本のあった場所 「チポー家」と私たち2 ・いぬいとみこさんのこと ・結核をめくる二つの物語 林芙美子と郷静子 ・多摩川沿いの工場で 「土堤」を読む1 ・多摩川沿いの工場で 「土堤」を読む2 ・「かるた」と「ふりかけ」 鶴見俊輔の「断片」の味 ・翻訳詩アンソロジーの楽しみ など ●斎藤真理子 著 ●岩波書店 発行
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自炊者になるための26週
¥2,178
三浦哲哉さんによる自炊の入門書。 どうすれば料理したくなるかについて考え、その答えを探っていきます。 料理したくなる料理とは何かを理解し、楽しく自炊しつづけるようになることが目標の一冊。 <目次> 1 においの際立ち 2 においを食べる 3 風味イメージ 4 セブンにもサイゼリヤにもない風味 5 基礎調味料 6 買い物 7 蒸す 8 焼く 9 煮る 10 揚げる、切る など ●三浦哲哉 著 ●朝日出版社 発行
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道具のブツリ
¥2,420
フォークやハサミなどの生活道具25点について、 物理を専門とする教師・田中幸さんと結城千代子さんの2人が"道具とブツリ"の面白い関係について紹介した本。 難しい公式や計算はいっさい出てきません。 道具の形や仕組みに目を向け、 長い年月を経ても廃れない道具のデザインや機能が紹介されています。 大塚文香さんの挿絵も魅力的です。 <目次> ・ながす道具 ・さす道具 ・きる道具 ・たもつ道具 ・はこぶ道具 開くと正方形になる縦長のA5変形(200×100mm)、開きのよいコデックス装。 ●田中幸、結城千代子 文、大塚文香 絵 ●雷鳥社 発行
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石の辞典
¥1,650
雷鳥社の手のひらサイズの「辞典シリーズ」。 地球の奥深くに眠る鉱物。 身近なものから出会ったことのないものまで、内田有美さんによる描きおろしのイラスト115点で紹介。 石の個性を身近に感じてもらうため、「モース硬度(ひっかいたときの傷つきにく)」と呼ばれる硬さの尺度を使い、ページごとに石が硬くなっていく構成になっています。 ●矢作ちはる 著、内田有美 絵 ●雷鳥社 発行
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鬱の本
¥1,980
「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちから制作された本。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など様々な「鬱」の形を84名の執筆者が綴っています。 一編が1000文字程度でどこから読んでもOKです。 この本は夏葉社発行『冬の本』にインスパイアされてつくった作品だそうです。 ●点滅社 発行