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心の中にもっている問題 詩人の父から子どもたちへの45篇の詩
¥2,420
詩人・長田弘さんの没後10年にあたり復刊した一冊。 オリジナルデザインのままに復刊。ブックデザインは平野甲賀さん。 幼い子どもたちに話しかけて綴られたひらがなの詩から、大人になった子どもたちに人生の友人として贈った詩まで45篇の詩を収録。 <目次> どんなむしがいるかな ねむりのもりのはなし 七つのまちがい アイということば ハッピー・バースデイ 帽子から電話です など ●長田 弘 著 ●晶文社 発行
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世界は一冊の本 definitive edition
¥880
詩人・長田弘さんの没後10年。 長田さんがのこした祈りと鎮魂のための、そして人生を読み解くための傑作詩集。 <目次> 誰でもない人 人生の短さとゆたかさ 立ちどまる ことば ファーブルさん なあ、そうだろう 友人の死 役者の死 青函連絡船 詩人の死 無名の死 父の死 母を見送る 黙せるもののための 十二人のスペイン人 嘘でしょう、イソップさん 五右衛門 世界は一冊の本 など 解説は岡崎武志さん。 カバー画:田中紗樹さんの「存在の合図」。 ●長田 弘 著 ●筑摩書房 発行(ちくま文庫)
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スノードームの捨てかた
¥1,705
歌人であり、作家のくどうれいんさんが描く6篇の小説作品集。 "10年後に思い出す。 そんな日は突然やってくる。" <目次> スノードームの捨てかた 鰐のポーズ 川はおぼえている 背 湯気 いくつもの窓 ●くどうれいん 著 ●講談社 発行
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くじら図書館
¥2,310
オランダ語圏のコミックWilly Vandersteen賞受賞作品。 世界8か国で翻訳され、待望の日本語版。 "大人に贈る美しい童話。 生と、死と、永遠― あらがえない波に揉まれても その先の未来を信じてみたくなる。" ●ジドルー 作、ユディット・ファニステンダ―ル 絵、川野夏実 訳 ●小さい書房 発行
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音を立ててゆで卵を割れなかった
¥1,870
ウェブに寄稿するエッセイや小説、取材記事に定評のあるフリーランスライター・生湯葉シホさんの初エッセイ集。 幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「⾷べられなかったもの」の記憶とともに振り返っています。 <目次> 音を立ててゆで卵を割れなかった あのドクターペッパーとってよ カニ最高! 真夏の午後のかけうどん なに食わぬもみじ饅頭 フォカヌポウ など ●生湯葉シホ 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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ハーブレッスンブック
¥1,980
メディカルハーバリスト・石丸沙織さんと菓子研究家・長田佳子さんは2018年より「herb lesson」を開催。 ハーブを通して自分を大切にするセルフケアの方法やアイデア、お菓子や飲み物のレシピを紹介。 ハーブとの出会いを通して、あたらしい自分に出会える一冊です。 <目次> Lesson1 ハーブと出会う Lesson2 ハーブを愉しむ Lesson3 暮らしの中のハーブレメディ Lesson4 ハーブのお菓子 Appendix ハーブの手引き など ●石丸沙織、長田佳子 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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薬草⼿帖 ⼼⾝を慈しむために
¥1,980
管理栄養⼠、国際中医薬膳調理師の新⽥理恵さんによる気軽に薬草を⽣活に取り⼊れるための実用書。 心身の不調のチェックリストやミニ薬草図鑑、薬草の取り⼊れ⽅として飲み物・⾷べ物、器、⾵呂、外⽤、薬酒と多岐に渡って紹介されています。 <目次> 1章 日本の薬草と季節の行事 2章 薬草を使った飲みものと料理 3章 もっと薬草のある生活に 4章 薬草の育成、採取 5章 薬草と生業 など ●新⽥理恵 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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もういちど育てる庭図鑑
¥1,980
野菜の葉や根、芯などを再度育てる「リボベジ(リボーンベジタブル)」もしくは「再生栽培」。 良原リエさんがリボベジ図鑑として88種の植物を紹介。 豊富な実践例や育てることが楽しくなるエピソードを交えながら、狭いスペースでも育てる方法やおいしい食べ方が紹介されています。 フードロスに関心のある方にもおすすめです。 既刊『食べられる庭図鑑』の姉妹版。 <目次> 1章 まずはこれから!簡単栽培 2章 スクラップから育てる夏野菜 3章 豆は種です 4章 あると嬉しい香辛料 5章 そのまま植えたり、埋めたり 6章 育てて眺めて楽しんで 7章 ハーブはエンドレス 8章 種を捨てずに蒔いてみる 9章 穀物にトライ 10章 育ててみたいお楽しみ など ●良原リエ 著 ●アノニマ・スタジオ 発行
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好きよ、トウモロコシ。
¥1,650
人の心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があるエッセイスト、ライター・中前結花さんのエッセイ集。 "とりとめもないけど、わたしにはきらきら光って見えたもの。そんなものを集めてそっと書いてみようと、この本はそういうわけなのです。"(「はじめに」より) 書き下ろしを含む全14編を収録。 装画、挿絵はイラストレーターの北村人さん。 <目次> 「ぼく、賛成です」 赤に光る回鍋肉 わたしのタイプライター 踊るほっぺ ミイラの朝 真夜中はヒーロー プールの底で考え中 ここは下北沢 宇宙のカレ ラジオのスター ホワイトアスパラふたつ ベンッ お住まいはどちら? 好きよ、トウモロコシ。 ●中前結花 著 ●hayaoki books 発行
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とつこ かときちどんぐりちゃん作品集
¥1,980
"もう一度 会いたい あなたに あの日の わたしたちに " 盛岡在住で音楽療法士でもある、かときちどんぐりちゃんが岩手の各地を舞台に、それぞれの境遇を生きる人たちの姿と彼らに訪れた小さな奇跡を描いた漫画作品集。 「とつこ」「カメヤ」「ムシデン」「オガミの三姉妹」「ほっつ」「媼と鴉」の6編を収録。 サイズ:A5変形判 並製(210×120ミリ) ページ数: 本文2色刷、208ページ ●かときちどんぐりちゃん 著 ●信陽堂 発行
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毎日のことこと
¥1,980
高山なおみさんが2016年、東京・吉祥寺から神戸へ引っ越し。神戸での新しい暮らしや新しい友人との交流、コロナ禍での心象などを描いたエッセイ36編を収録。 神戸新聞の連載(2021年4月〜24年3月)をまとめました。 文章のほか、イラストと写真も高山さんによるものです。 <目次> モビールの鳥 ミルクパンを磨く 雨とアイロン 夏のはじまり 夏休みの坂道 夏休みの思い出 朝の散歩 ディルの苗 六甲の冬 など ●高山なおみ 著 ●信陽堂 発行
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続・三春タイムズ
¥2,310
福島・三春の雑貨店「in-kyo」店主、長谷川ちえさんのエッセイ集・第2弾。 立春〜大寒まで二十四節気ごとに季節の移ろい、人や町の様子を綴っています。 巻末には元三春町長、伊藤寛氏の訪問記も収録。 挿画は素描家・shunshunさん。 造本、装幀はサイトヲヒデユキ(書肆サイコロ)さん。 ●長谷川ちえ 文、shunshun 絵 ●信陽堂 発行
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三春タイムズ
¥2,200
福島・三春の雑貨店「in-kyo」店主、長谷川ちえさんのエッセイ集。 東京・蔵前から移り住み、東北の小さな町での暮らしや人との出会い、自然などについて、立春から大寒までの二十四節気の暦に沿って綴られています。 素描家shunshunさんが描いた24枚の三春の風景とともに楽しめます。 ・造本、装幀:サイトヲヒデユキ(書肆サイコロ) ・四六変形判、仮フランス上製 ・216ページ ●長谷川ちえ 文、shunshun 絵 ●信陽堂 発行
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雲ができるまで
¥2,420
美術作家・永井 宏さんの著書の初版から25年の復刊です。 舞台は湘南・葉山で永井さんが90年代半ばに運営していた「サンライト・ギャラリー」。 "暮らすこと"をひとつの表現として捉え、日々の出来事やささやかな気持ちの変化などを共有することを作品にしようとした永井さんの試みと、それに共感した若者たちの姿をスケッチした作品集。 <目次> ・NINE FOLKLORE ・SUNLIGHT BOOK ・BEARSVILLE ・九〇年代の永井宏さんのこと 堀内隆志 ・この本のなりたちについて 丹治史彦 など ●永井 宏 著 ●信陽堂 発行
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なみ
¥1,540
夏の日、小さな女の子の波との追いかけっこ。 海辺での無心の遊びを文章なしで、2色の色で表現した絵本。 本のノド(左右のページのつなぎめ)を境界として、女の子の領域はモノクロに、と波の領域は青で展開するなど、凝った構成になっています。 ●スージー・リー 著 ●講談社 発行
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海のアトリエ
¥1,540
画家・堀川理万子さんの絵本。 おばあちゃんが話してくれた、子どもの頃、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日のこと。 のびのびと心を解放することができた宝物のような日々が生き生きと描かれています。 堀川理万子さんの魅力的な絵とともに楽しめます。 ●堀川理万子 著 ●偕成社 発行
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湖まで
¥2,200
"歩いていった先に 大きな水の塊があることは安心だった。 海でも川でも湖でも。" 詩人・大崎清夏さんの初の書き下ろし連作小説集。 全5篇を収録。 <目次> 湖畔に暮らす 眼鏡のバレリーナのために 次の足を出すところ みなみのかんむり座の発見 ニ〇二四年十一月三日 大崎清夏さんのサイン入り。 ●大崎清夏 著 ●palmbooks発行
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上林暁の本 海と旅と文と
¥2,640
昭和を代表する私小説作家・上林暁の入門書といえる一冊。 巻頭には、写真家・鈴木理策さんの上林暁の郷里の風景などの写真も収録。 野呂邦暢、関口良雄などが語る上林暁のこと、また左手で書いた直筆原稿や山本善行さんによる全小説の解説なども収録。 <目次> ・巻頭写真 鈴木理策 ・四国路 ・秀才 ・愛の詩集綺譚 ・マヅルカ ・作家案内 ・家族と作家たちが綴る上林暁のこと ・直筆原稿「臘梅」 ・上林暁全創作集案内 山本善行 ・父と母の話 ・上林暁の魅力 山本善行 など ●山本善行 編 ●夏葉社 発行
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私の小さな日本文学
¥1,760
韓国の出版社「夜明けの猫」と書店「セゴ書林」の代表をつとめるチェ・スミンさんが選び、愛する16の日本近代文学の掌編をまとめた一冊。 <目次> Ⅰ 夏帽子 萩原朔太郎 初夏 牧野信一 春の幻 豊島与志雄 夢 寺田寅彦 Ⅱ 寂しき魚 室生犀星 月とあざらし 小川未明 遺書と一部より 伊藤野枝 自分と詩との関係 高村光太郎 Ⅲ 北極星 片山廣子 蜜柑 芥川龍之介 マスク 菊池寛 悪魔の聖壇 平林初之輔 Ⅳ 花の咲く比 恋 海の誘惑 箱の中のあなた ●チェ・スミン 編 ●夏葉社 発行
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さよならのあとで
¥1,430
英国教会の神学者・哲学者のヘンリー・スコット・ホランドさんの詩集。 家族や親しい人の死を経験したことのある人に向けて、また経験していなくても、死別は悲しみだけではないことを感じさせてくれます。 高橋和枝さんの絵とともに、やさしさに包まれたような詩集です。 ●ヘンリー・スコット・ホランド 詩、高橋和枝 絵 ●夏葉社発行
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誕生日のアップルパイ
¥2,420
作家、庄野潤三さんの妻である庄野千寿子さんから長女、夏子さんに送られた"たくさんの「ありがとう」の手紙。 842通から130通をまとめた、あたたかな記録です。 装画は小沼丹さん。 ●庄野千寿子 著 ●夏葉社 発行
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nice things.issue.80
¥1,980
「気づき」につながる媒体でありたいという想いで編集されている雑誌『nice things.』。 ○issue.80の巻頭特集:自分の地図。 A MAP TO MY LIFE. ・井上隆太郎 苗目 ・犬養 拓 行雲 ・岡 雄大 SOIL Setoda/Staple ・柳澤真里 Maru Cafe ・飯田慎也・まどか 枯星森安息所 ・宮﨑・愛可 13 ・齋藤拓磨 ヒゥウド ・チョークボーイ ○連載 ・utsuro 石原稔久 ・ひたむき農園 上映中 原 茂樹(日田リベルテ) ・今日も私は困ってる 東野華南子(リビルディングセンタージャパン) ・アイディアが降りてくる前 チョークボーイ ・ソウルフードトラベラー マツーラユタカ ・丘に暮らす 未草 ・詩めくり ウチダゴウ ・おいしい、って、どこ、から。TANE ・ものづくりものがたり 澤村木綿子 など 表紙は荻原美里さんの絵「朝靄」。 ●情景編集舎 発行
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ぼくの始末書
¥3,600
グラフィックデザイナー・山口信博さんのデザインワークと相即の関係にある趣味のしごとに光をあてた一冊。 半世紀におよぶ活版印刷や俳句、折形デザインの研究など、正業とは異なる余技の活動に注目し、紙上で展覧する内容です。 本や装丁が好きな方、またデザイナーを目指す人にも読んでいほしい内容です。 <目次> ・不始末の顛末 ・くらい箱 ・かなかな変奏曲 ・絵本・方眼子句集 ・お終いの活版印刷 ・やわらかな反逆 など ・A5 サイズ ・クロス装上製本 ・112 ページ ●山口信博 著 ●BON BOOK 発行
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[新装版]おじいちゃんの封筒
¥2,500
大工の棟梁だった神前弘(こうざき・ひろむ)さんが、 身近にあって不用なものでつくった紙の封筒。 自ら「紙の仕事」と呼び、どこかで発表するでも、だれかに売るわけでもなく95歳で亡くなる日まで、朝から晩まで毎日つくり続けました。 孫の藤井咲子さんが発見したことで、かろうじて残された封筒コレクションから104点を紹介。 坂田和實さんの文章「只(ただ)」も収録。 ラトルズから2007年に刊行された初版に「覚え書き」を加えた新装版です。 アートディレクション+デザインは山口信博さん。 ●藤井咲子 著 ●BON BOOK 発行